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2023年[赤] ロッソ ディ モンテプルチアーノ プルニョーロ / ボスカレッリ
¥3,135
[税抜価格] 2,850円 産地]イタリア、トスカーナ州 [品種]プルニョーロ ジェンティーレ (サンジョヴェーゼ)、マンモーロ [タイプ]赤ワイン [栓]コルク [容量]750ml [輸入元]ラシーヌ [コメント] 熟したブラックチェリー、カシス、スパイスの香り。豊かな果実味、渋味は中(~やや強め)くらいで、後口にビターテイストがあり、味わい全体を引き締めています。程よい飲みごたえ!プティ ヴィーノ ノービレ ディ モンテプルチアーノです!! 肉料理全般に合わせて頂けます。他、魚介類刺身、ウナギの蒲焼、クリームソース系料理、チーズ、チョコレート、エスニック&中華料理などにおすすめです。 [ワインについて] 品種:プルニョーロ・ジェンティー主体、マンモーロ 土壌:石灰質土壌 ステンレスタンクで醗酵、セメントタンクで数ヵ月間熟成。 収穫年の翌年3月にはリリースされる、気軽な飲み口の赤ワイン。サンジョヴェーゼ(プルニョーロ・ジェンティーレ)由来の果実味にマンモーロがスパイスのニュアンスを与える。ワイナリーで一番若いブドウが使われるため、骨格よりも明るい香り豊かな、親しみのある味わいに仕上がっている。(輸入元情報より) [生産者について] ワイナリー創設は1962年のこと、現当主のルーカとニコロ兄弟の祖父に当たるエジディオ・コッラーディが元詰めを始めた。年産2000本の小さなワイナリーから、現在は100000本ほどのワインを造るワイナリーへと成長したが、祖父の代からの精神を忘れずエントリーレベルのワインでも手摘みを行うなど、品質管理へは余念がない。2000年代以前はメルロなどのインターナショナル品種の存在感も強かったが、近年2010年以降は、コロリーノやカナイオーロなどの地品種のポテンシャルへと改めて目を向けている。セラーはブドウ畑の中央にあり、古い牛舎の一部を改装したところから少しずつ増築している。手狭ながら管理の行き届いた醸造を行うための設備は整っており、目指すワインのスタイルはどの時代も優雅さと飲み心地の良さを目指してきた。(輸入元情報より)
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2022年 [赤] キアンティ コッリ セネージ / ラ トッレ アッレ トルフェ
¥3,410
新ヴィンテージ!フルボディ、飲みごたえがあります!! [税抜価格] 3,100円 産地]イタリア、トスカーナ州 [品種]サンジョヴェーゼ、カナイオーロ、チリエジョーロ [タイプ]赤ワイン [容量]750ml [輸入元]ラシーヌ [コメント] ダークチェリー、カシス、重みのある果実香、黒糖の香り。存在感のある果実味、渋味はやや強め~強め、後口ドライで飲みごたえがあります!フルボディ。 肉料理全般に合わせて頂けます。魚介類刺身、ウナギ蒲焼、チーズやクリームソース系料理、エスニック&中華料理、チョコレートなどに。 [ワインについて] 品種:サンジョヴェーゼ主体、カナイオーロ、コロリーノ、チリエジョーロ 植樹:1960年代、2000年代 位置:標高330m、南東~南西向き 土壌:粘土石灰、砂質も多い セメントタンクで醗酵。セメントタンクで10ヵ月熟成。 砂質のサンジョヴェーゼは、木樽で熟成をさせると、タンニンが強くなりすぎることが多いため、活き活きとしたニュアンスを出すためにセメントタンクでの熟成を選んだ。年によって、サンジョヴェーゼ100%で瓶詰めすることもあれば、カナイオーロやコロリーノをごく少量ブレンドすることもある。(輸入元情報より) [生産者について] ラ・トッレ・アッレ・トルフェは8世紀に建てられた塔(Torre)を中心に、貴族の郊外の別宅を、現オーナーのマニア・カステッリの曽祖父が購入し、以来、オリーブオイルやワインの生産を行ってきた。古い貴族の別邸ということもあり、スペースは広く、13haの自社畑には十分な醸造設備がある。古いセメントタンクが多いのもこのワイナリーの特徴だ。2018年、長らくワイン造りを担当してきた醸造家が、トッレ・アッレ・トルフェを去ることが決まった。そこでその醸造家がオーナーのマニアに推薦をしたのが、ジャコモ・マストレッラだった。2016年に惜しまれながらも、閉業したキアンティ・ガイオーレのワイナリー、ラ・ポルタ・ディ・ヴェルティーネの元醸造家だ。ジャコモにとって初めての経験である、砂地でのサンジョヴェーゼの醸造。果実味とタンニンの表現が、石灰質土壌のそれとはまったく違うと言う。トッレ・アッレ・トルフェのワインは確かに、骨格よりも柔らかなタンニンが、印象的だが、果実味と酸味には、彼らしい魅力を感じる。(輸入元情報より)
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2020年 [赤] クイントエレメント / ライエッタ
¥3,663
このヴィンテージはどなたでも楽しんで頂ける味わいだと思います! [税抜価格]3330円 [産地]イタリア、トスカーナ州 [品種]サンジョヴェーゼ、カナイオーロ、コロリーノ、マルヴァジア [タイプ]赤ワイン [容量]750ml [輸入元]ラシーヌ [ワインについて] 落ち着いたブルーベリー、カシスの香り。落ち着いた果実味と酸味(中くらい)、中くらいの渋味は細かく穏やか。ミディアムボディ。どんな料理でも合わせやすそうなバランスの取れた味わいです!美味しい!! 肉料理全般に合わせて頂けます。ほかに魚介類刺身、ウナギ蒲焼、ホタルイカ酢味噌和え、野菜の白和え、中華料理などに。 [ワインについて] 品種:サンジョベーゼ、カナイオーロ、コロリーノ、マルヴァージアなど 植樹:2002年 位置:南東向き 土壌:泥炭質 ステンレスタンクで20日間マセレーション。古樽で12ヵ月熟成 クイント・エレメント(第五元素)とはサンジョヴェーゼとブレンドした4つの地品種のうち、2%だけ加えた5番目の品種(秘密)のこと。ワインにユニークな味わいをもたらす。ブレンドされている白品種由来のかすかな繊細さと優雅さが特徴。(輸入元情報より) [生産者についての情報] 私たちの家族がこの地に住み始めて、私で 4 世代目となりますが、私がワイン造りを始める前は昔から少しのオリーブ畑と、数列のブドウ畑を所有して生活をしてきて、私の土地への情熱はここで生まれました。そしてこの数列のブドウ樹の畑がブルネッロ・ディ・モンタルチーノ用のブドウを栽培可能だと知ったのが 2000 年の事で、2001 年(18 歳の時)に最初の収穫を行いました。と、同時にこれこそが私の仕事だったのだと決め、新たな畑の購入も始めました。 造り手略歴:農業高等専門学校卒業後、栽培学、醸造学を学び始めるが、卒業はしていない。一番の大きな学校はいつも畑の中だった。 哲学: 私はワイン生産という仕事を飽くなき情熱をもって行っています。心からの情熱があれば、小さなセラーと小さなトラクターや道具とでも偉大な仕事ができます。 (輸入元情報より)
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2019年[赤] キアンティ クラッシコ アルジェニーナ グラン セレツィオーネ / イル パラッツィーノ
¥4,730
グラン セレツィオーネは熟成期間が長いことから、樽熟成由来のタンニンが力強く飲みごたえがあります!! [税抜価格] 4,300円 産地]イタリア、トスカーナ州 [品種]サンジョヴェーゼ [タイプ]赤ワイン [栓]コルク [容量]750ml [輸入元]ラシーヌ [コメント] カシスやブラックベリーが濃縮され、落ち着いた香り。少し丸みを感じる舌触り。果実味の濃縮度は高く、乾いた渋味(やや強め~強め)が味わい全体を引き締めます。飲みごたえのある素晴らしいバランス!美味しい!! 牛、仔羊、ジビエなど噛み応えのある素材とよく合うと思います。中華料理、クリームソース系料理、クリーミィなチーズなどにおすすめです。 [ワインについて] 品種:サンジョベーゼ主体 植樹:サンジョベーゼ1999年、2003 年、カナイオーロ1999年、2003年 位置:南、南東、南西向き斜面 土壌:石灰質土壌 ステンレスタンク内で10~15日間のマセラシオン、ステンレスタンクとオーク樽(15ヘクトリットル)の併用で30月熟成。 (輸入元情報より) [生産者について] キャンティ地区ガイオーレの南6マイル、標高400mのところに、古くから地元で“ザ・クリュ”として別格とみなされている一角がある。イル・パラッツィーノの畑はここに広がる。 ズデルチ家は一世紀以上にわたりこの畑を所有するが、本格的なワイン生産は約30年ほど前、アレッサンドロとアンドレアがこの畑を運営するようになってから始まった。点在していたオリーヴやブドウを植え替え、現在の畑の土台が築かれた。 私にはともに楽しく働く造り手は数多くいるけれども、中でもアレッサンドロとアンドレアは、若くて知識が豊富で、熱意を持って仕事に取り組み、すでに十分に優れたワインがさらに向上できる点はないかと常に求めている。84年にはキアンティ地方のおきまりの白ブドウのトレッビアーノとマルヴァジアとの混醸をやめた。それによってよく見られた早い時期の酸化を防ぐことができるようになった。素晴らしくキャンティとしては例外的に、魅力的な深いルビー色を湛えたエレガンスのあるワインを作り上げた。グリーン・ハーヴェストによる収量制限、収穫時には極めて慎重な選果をおこない、セラーでも注意深く最上のバレルだけを選んでビン詰めにする。こうすることでほかのキアンティ・クラシコとは明らかに異なるまさにガイオーレ本来の味わいを、まるで憎らしいほど模範的な品質に高めた。すなわちフィネス、温和な優しさ、芳醇、例外的なほどの豊かなブケ(ラズベリとスミレ)であり、これぞキアンティのイリス女神という趣である。81年以後、最上の畑のサンジョベーゼからグロッソ・サネーゼと呼ばれるキアンティ・クラシコの特別なキュヴェが造られた(以前は自家用だけだった)。今日、このワインは、世界中でブラインド・テイスティングを制している。 マルク・デ・グラツィア・セレクションFine Wines 2005より (輸入元情報より)
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2019年[赤] ヴィーノ ノービレ ディ モンテプルチアーノ / イル マッキオーネ
¥4,950
開栓してすぐ美味しい! [税抜価格] 4,500円 産地]イタリア、トスカーナ州 [品種]プルニョーロ ジェンティーレ (サンジョヴェーゼ) [タイプ]赤ワイン [栓]コルク [容量]750ml [輸入元]ラシーヌ [コメント] 熟したカシス、ブラックベリー、ヴァニラ、木、胡椒などの芳醇な香り。果実味は豊か、渋味はやや強め~強め、程よく飲みごたえがあります。後口の引き際が良く、開栓後すぐ美味しく楽しめます! 肉料理全般に合わせて頂けます。他、魚介類刺身、ウナギの蒲焼、クリームソース系料理、チーズ、チョコレート、エスニック&中華料理などにおすすめです。 [ワインについて] 品種:プルニョーロ・ジェンティーレ100% 植樹:1963年、1999年 位置:西、東向き 土壌:貝などの化石が見つかる、石灰質土壌。粘土と砂が入り混じる セメントタンクで25~30日間マセレーション、木樽で30ヵ月間熟成。(輸入元情報より) [生産者について] このワイナリーがローマのある弁護士によって設立されたのは 1970 年代のことです。続く 90 年代にスイスのある歯医者の手に渡り、現在のアブラム家の所有となったのは 2005 年から 2006 年にかけての事でした。私たちの家族はトレンティーノ=アルト・アディジェの出身で、母方の家族は農家を営み父方は林業に従事してきました。その母方の農家はラヴィースと呼ばれるトレンティーノの村で、ブドウなどの果物、野菜を栽培していました。母方の祖父は 1913 年に生まれましたが、翌年に彼の母は病死し、彼の父親はすぐに再婚をしました。第二次大戦中、祖父は捕虜として当時のイギリス領のマルタ島に収監されていました。戦争が終わり、ラヴィースに戻ると彼はワイナリーを開き地元のブドウのみを使用してワイン造りを始めます。ところが戻ってはみたものの多くの子供たちを養わなければならず、そしてそれだけの経済的な余裕はありませんでした。そこで農業とワイナリーの仕事に加え工場の労働者として働き始めます。当時の給料は最低限のものでしたが安定はしていました。そして工場で働く傍ら、父親から引き継いだ家族代々の、ブドウ栽培が運命づけられた小さな土地を生涯耕し続けました。そしてついには畑に囲まれた小さな地下セラー付の美しい家を建て、亡くなるまで情熱をもって赤、白のワイン醸造をし続けていました。現在、彼のその小さな地下セラー付の家は私たちの6人いる叔父の1人が受け継いでいます。畑は彼の遺言通り、彼の死と同時に売り払われました。そして私たちはその時の相続の一部と身体に流れる伝統ある農家の血とともに、耕作者、醸造家としての原点へ返るべく、この想いを表現する場所を探し始めました。多くのイタリアの田舎を旅した結果モンテプルチアーノの地に私たちのプロジェクトにふさわしいポデーレ・イル・マッキオーネを見つけることが出来ました。父方の祖父はアルト・アディジェに住む大工の家系に 1921 年に生まれました。第二次大戦中はフランス統治、後にイギリス統治下に置かれたアフリカで過ごしました。大戦終了後はラヴィースの大理石の製材工場をある企業家に任されます。彼は素晴らしい教養人でありましたが、残念なことに私達の父親が 25 歳のころに亡くなりました。私たちの父にとって辛い時期ではありましたが、母親の経済的な助けもあり、物理学を修めることができました。1970 年代 80 年代、物理学の学士号を取得するということは多くの選択肢があることを意味します。父は卒業後すぐに数学の教師として働き、それと同時にエンジニアとして技術指導や助言を与える仕事も始めました。まもなく、彼のエンジニアとしての仕事が忙しくなり教師を辞め、建築、インフラ整備、バイオマス、公園の整備などより興味のあるプロジェクトへと、力を入れます。一方で私たちの母は事務員として働く傍ら夜間学校へ通い、教師になりました。私たちの両親は今日ソプラモンテと呼ばれるトレンティーノの小さな村に住んでいます。トレントの街近くの山の上にあり、私たちが生まれ育ったラヴィースにも近いです。父はもうじきプロジェクトから引退し、母親はもう数年前から仕事を辞め療養しています。私達は幼いころから両親の考えで、トレンティーノの人智学者のホメオパシーによる治療のみ受けてきました。現在でも二人はこのシュタイナーの哲学を信じ、ブドウ栽培に置いてもその考えを適用し、彼が家族を癒すため、そして静かに時をすごすためのビオディナミ栽培の農場でとれた美しい植物達の力を借りて行なっています。(輸入元情報より)
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2020年[赤] ヴィーノ ノービレ ディ モンテプルチアーノ / ボスカレッリ
¥5,005
[税抜価格] 4,550円 産地]イタリア、トスカーナ州 [品種]プルニョーロ ジェンティーレ (サンジョヴェーゼ) [タイプ]赤ワイン [栓]コルク [容量]750ml [輸入元]ラシーヌ [コメント] ブラックベリー、紫プラム、黒糖、キャラメル、黒胡椒、ミックススパイスなどがアルコール香に包まれているような濃度の高い香り。豊かな果実味、渋味はしっかりとして強め、後口にビターテイストあり。味わい全体に濃度高。優れたワインです! 肉料理全般に合わせて頂けます。他、魚介類刺身、ウナギの蒲焼、クリームソース系料理、チーズ、チョコレート、エスニック&中華料理などにおすすめです。 [ワインについて] 品種:プルニョーロ・ジェンティーレ85%、コロリーノ、マンモーロ、カナイオーロ 土壌:砂を含んだ石灰質土壌 小さな木製の発酵槽およびステンレスタンクで醗酵、1~2週間のマセレーション、フレンチオーク樽もしくはスラヴォニアンオーク樽で18~24ヵ月間熟成。清涼感、優雅さ、複雑さ、そして熟成能力をバランスよく備えた、ワイナリーの生産量の約半分を占める名刺代わりのワイン。(輸入元情報より) [生産者について] ワイナリー創設は1962年のこと、現当主のルーカとニコロ兄弟の祖父に当たるエジディオ・コッラーディが元詰めを始めた。年産2000本の小さなワイナリーから、現在は100000本ほどのワインを造るワイナリーへと成長したが、祖父の代からの精神を忘れずエントリーレベルのワインでも手摘みを行うなど、品質管理へは余念がない。2000年代以前はメルロなどのインターナショナル品種の存在感も強かったが、近年2010年以降は、コロリーノやカナイオーロなどの地品種のポテンシャルへと改めて目を向けている。セラーはブドウ畑の中央にあり、古い牛舎の一部を改装したところから少しずつ増築している。手狭ながら管理の行き届いた醸造を行うための設備は整っており、目指すワインのスタイルはどの時代も優雅さと飲み心地の良さを目指してきた。(輸入元情報より)
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2017年[赤] ヴィーノ ノービレ ディ モンテプルチアーノ リゼルヴァ / イル マッキオーネ
¥7,920
[税抜価格] 7,200円 [産地]イタリア、トスカーナ州 [品種]プルニョーロ ジェンティーレ(サンジョヴェーゼ) [タイプ]赤ワイン [容量]750ml [輸入元]ラシーヌ [コメント] カシスリキュール、深紅のバラ、ミルク、ミルクキャラメル、カフェオレ、ローストなどの芳醇な香り。きめ細やかなテクスチャー、果実味と同時にミルキーさもたっぷりと広がる。渋味は強め、しっかりとしたパワーが感じられる。 肉料理全般に合わせて頂けます。(特に牛、仔羊、ジンギスカン料理など旨味の強い食材におすすめです。)他、魚介類刺身、ウナギの蒲焼、クリームソース系料理、チーズ、チョコレート、エスニック&中華料理などに。 [ワインについて] 品種:プルニョーロ・ジェンティーレ100% 植樹:1963年、1999年 位置:西、東向き 土壌:貝などの化石が見つかる、石灰質土壌。粘土と砂が入り混じる。 セメントタンクで25~40日間マセレーション225lの木樽で40ヵ月間熟成。通常のヴィーノ ノービレよりも、樹齢の高いブドウの割合が多く、深みとしっかりとした骨格を備えている。(輸入元情報より) [生産者について] このワイナリーがローマのある弁護士によって設立されたのは1970年代のことです。続く90年代にスイスのある歯医者の手に渡り、現在のアブラム家の所有となったのは2005年から2006 年にかけての事でした。私たちの家族はトレンティーノ=アルト・アディジェの出身で、母方の家族は農家を営み父方は林業に従事してきました。その母方の農家はラヴィースと呼ばれるトレンティーノの村で、ブドウなどの果物、野菜を栽培していました。 母方の祖父は1913年に生まれましたが、翌年に彼の母は病死し、彼の父親はすぐに再婚をしました。第二次大戦中、祖父は捕虜として当時のイギリス領のマルタ島に収監されていました。戦争が終わり、ラヴィースに戻ると彼はワイナリーを開き地元のブドウのみを使用してワイン造りを始めます。ところが戻ってはみたものの多くの子供たちを養わなければならず、そしてそれだけの経済的な余裕はありませんでした。そこで農業とワイナリーの仕事に加え工場の労働者として働き始めます。当時の給料は最低限のものでしたが安定はしていました。そして工場で働く傍ら、父親から引き継いだ家族代々の、ブドウ栽培が運命づけられた小さな土地を生涯耕し続けました。そしてついには畑に囲まれた小さな地下セラー付の美しい家を建て、亡くなるまで情熱をもって赤、白のワイン醸造をし続けていました。 現在、彼のその小さな地下セラー付の家は私たちの6人いる叔父の1人が受け継いでいます。畑は彼の遺言通り、彼の死と同時に売り払われました。そして私たちはその時の相続の一部と身体に流れる伝統ある農家の血とともに、耕作者、醸造家としての原点へ返るべく、この想いを表現する場所を探し始めました。多くのイタリアの田舎を旅した結果モンテプルチアーノの地に私たちのプロジェクトにふさわしいポデーレ・イル・マッキオーネを見つけることが出来ました。父方の祖父はアルト・アディジェに住む大工の家系に1921年に生まれました。第二次大戦中はフランス統治、後にイギリス統治下に置かれたアフリカで過ごしました。大戦終了後はラヴィースの大理石の製材工場をある企業家に任されます。彼は素晴らしい教養人でありましたが、残念なことに私達の父親が25歳のころに亡くなりました。私たちの父にとって辛い時期ではありましたが、母親の経済的な助けもあり、物理学を修めることができました。1970年代 80年代、物理学の学士号を取得するということは多くの選択肢があることを意味します。父は卒業後すぐに数学の教師として働き、それと同時にエンジニアとして技術指導や助言を与える仕事も始めました。まもなく、彼のエンジニアとしての仕事が忙しくなり教師を辞め、建築、インフラ整備、バイオマス、公園の整備などより興味のあるプロジェクトへと、力を入れます。一方で私たちの母は事務員として働く傍ら夜間学校へ通い、教師になりました。私たちの両親は今日ソプラモンテと呼ばれるトレンティーノの小さな村に住んでいます。トレントの街近くの山の上にあり、私たちが生まれ育ったラヴィースにも近いです。父はもうじきプロジェクトから引退し、母親はもう数年前から仕事を辞め療養しています。私達は幼いころから両親の考えで、トレンティーノの人智学者のホメオパシーによる治療のみ受けてきました。現在でも二人はこのシュタイナーの哲学を信じ、ブドウ栽培に置いてもその考えを適用し、彼が家族を癒すため、そして静かに時をすごすためのビオディナミ栽培の農場でとれた美しい植物達の力を借りて行なっています。(輸入元情報より)